2016年01月15日
ガラスのひずみと偏光フィルター
水墨画をイメージしたステンドグラスを作りたく、色々な色相の灰色のガラスを作りたいと思っている。まずはガラスの性質を知るために電気炉でソーダガラスを熱して何度で溶けるか、どのように冷やせばいいか、などを調べている。極端な例として、750度に熱して、すぐに炉の外に出してガラスにひずみを与えてみた。そして、そのひずみを偏光フィルターで観察した。学生の時、化学の実験講習でガラス細工をした約53年前の光景が目に浮かぶが、正直なところ、そのときは今回のように感動しなかった。しかし、その知識があったから今回の感動があるわけで、歴史はらせん状に昇華してゆくようである。色鮮やかに(もっとも灰色だが、あざやかな偏光リング(?))ガラスのひずみが

観察できた。対照としては未処理のガラスの像を示します。
観察できた。対照としては未処理のガラスの像を示します。
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