2015年07月21日

フィリピンと日本

ボランティア-としてフィリピンに3年半生活したつながりで、ステンドグラス工房のテーマのひとつはフィリピン関係です。いまは死語になっていますが、ナイロンが出回るまでは耐水性に優れたマニラ麻のロープで巨大な舟が舫られていました。マニラ麻は、じつはアバカというバナナの類縁植物の繊維で、日本人の移民が戦前にミンダナオ島を中心にプランテーションを開拓し作ったものです。アバカを使った製品開発も工房のテーマのひとつです。戦前、日本人の移民は現地に総合病院や職業訓練学校を作りフィリピン社会アバカ(マニラ麻)
写真集など
展示全景
に貢献したそうですが、日本軍の蛮行のあおりで移民の方々は言葉にならない辛苦を味あわれたそうです。その歴史を示す書籍も展示しました。

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Posted by lolo at 19:09│Comments(0)コミュニティー交流
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