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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2015年12月26日

試運転成功:足踏み縄撚り機

古民家の再生活動(華の幹_https://www.facebook.com/oda.hananoki/?fref=nf)の一環として昭和9年の縄撚り機を足踏み方式にもどして復活させることを試みる。そして、稲わらではなくマニラ麻の原料であるアバカの繊維で縄を編むこととした。これはフィリピンの山中に住む貧困な原住民にとって、単なる繊維の売買だけでなく、付加価値をつけた「縄」を提供することによって現金収入が増えるのではないかと考えたためである。彼らの村には電気は通っていない。動画を見た現地の人たちが現地でこの機械を製造する計画を考え始めた。同様の機械でココナッツの繊維のひももできればそれはそれでいい。まず図面を立ち上げ、分解してパーツを現地にしてフィリピンに送り、生産を開始してみてはと考えている
製品
  

2015年12月22日

足踏み藁縄製造機

昭和9年(1934年)製の「日の出 完全製縄機」を修理復活させました。多分戦後電動式に作り替えられていましたが、原型の足踏みにもどしたく、部品も足りないなか、何とか復活させることができました。稲わらではなく、マニラ麻の原料のアバカ繊維を原料にして縄を作る予定です。アバカ繊維は耐水性が一番優れたもので、ナイロンが出回るまでは大型船を含めてほぼすべての舟の舫い綱に使われていました。ご満悦
構造その1構造その2
スプールにはオリジナルの標がある
  

2015年12月18日

処女作の展示

15年前にサンフランシスコのアンラク・スタディオでステンドグラスを習い始めたときの処女作がやっとあるべきところに設置されました。場所はつくば市の小田にある特定NPO・「華の幹(はなのき)(https://www.facebook.com/oda.hananoki/?fref=ts)」の古民家、「華の幹」の玄関先です。お近くにおいでの際はお寄りください。大胆に屋外に設置したのは正解でした。午後から夕方までは最高です。まだ朝は経験していませんので、明日が楽しみ。玄関が変貌
クロースアップ
  

2015年12月17日

オリジナルランプ制作

筑波ハムさんのご好意で古い趣味のステンドグラスが復活しました。うれしいことです。感謝のしるしとして、オリジナルのランプをデザイン中です。スタンド部分は小田原の村の鍛冶屋さん(すでに高齢で閉店)に制作していただき、それにステンドグラスとしては珍しく白と灰色と黒だけで水墨画風のものを作る予定です。制作には牛久のステンドグラス工房の「オクノシオ」さんの津志田さんご夫婦にもご協力いただき、部分的な制作は引き続き筑波ハムさんの旧工場を使わせていただいております。
筑波ハムさんが10月から再オープンしたレストランは大成功であることをうれしく思います。私のティファニーのランプシェードがレストランの盛況を私のかわりに見てくれています。来年からはこのぶどうの水墨画様のランプも私の身代わりで中野会長のご健康とレストランの成功を見守ってくれます。
最終的な形状はスリムでなだらかな傾斜を持った円錐形です。イメージとして肥満型のものを添付します。全景はフラットの画像からご想像ください。この平面をいかに連続的になだらかなコニカルにするのかが腕の見せ所!!!最終的形状
イメージ図
平面設計図
  

2015年12月15日

拡大

ステンドグラス詳細クロースアップ
  

2015年12月15日

華の幹とステンドグラス

ご無沙汰しています。筑波ハムさんのご厚意で開いていた下平塚の工房は私の事情で閉鎖せざるを得ませんでした。

しかし、このたび小田の「華の幹」に私の処女作を飾っていただけるようになりました。これは私が定年退職を迎えるに当たって何か趣味を持とうとサンフランシスコの AANRAKU (安楽)工房で教わって作った2000年ころの第一号の作品です。

次のサイトを見てみてください
https://www.facebook.com/oda.hananoki/?fref=ts「幽玄」
  

2015年08月05日

猫チグラとヒンズー教

今日はおもしろい一日だった。朝8時45分ころ、インド系の小学2年生が工房に立ち寄った。先週金曜日の持ち寄りディナーで顔見知りになった子供だ。9時が近くなって慌ただしく去って行ったが、後日談は後ほど。  それからちょっと経って近所の奥さんが犬の散歩の途中で寄ってくださった。色々話しているうちにわたしが洗濯機で丸洗いできる「猫チグラ」を作りたいと思っている、といったら、うちの前の人が「猫チグラ」を持っているよ、と教えてくださった。この猫の小屋は1万円以上して、できるまでの待ち時間が1年もかかると言うことで実物を見たことがなかったので早速見せていただいた(写真をご覧ください)。   そうこうしているうちに学校の下校時間になって、朝の少年がまた立ち寄ってくれた。ついで、彼の母親とお姉ちゃんも。急遽ステンドグラス制作の小講義をしたのだが、彼らが一番驚いて、喜んだのが、私が彼らの宗教であるヒンズー教のいくつかの逸話をきれいな絵付きで書いた英語の本を持っていたことでした。おかげで、ヒンズー教の神様のひとりクルシュナにまつわる色々のことを教わりました。   「自由の広場(Agora Liberale)」と銘打って工房を立ち上げたが、今日はその面目躍如の日でした。猫チグラ
  

2015年07月27日

あおぞら学童保育

帰宅前に恒例の散歩をしていたら子供たちがサッカーをしていた。近くの「あおぞら学童保育」の子供たちで、春日、葛木、もう一つの学校からきているそうである。工房に戻り、シューズに履き替え、カメラを持って走って戻った。ボールの取り合いをしたのはちょっとやり過ぎた。私たちの子供たちも学童そだちなのでなつかしい。筑波大物理のマスター2年の学生さんが世話をしていた。子供たちは幸せだ。背後の白いプレハブ様のものが学童の建物らしい。もちろんステンドグラス工房の宣伝も忘れなかった。
  

2015年07月25日

訪問者あり、また楽しからずや

朝一に、工房の近所の方のピツァオーブンを見せていただいたのをきっかけに、その方を工房に招待。話し込んでいる姿の見た別の方向から来られたご婦人もジョイン。午後は自然観察の集まりから帰宅途中の1年生のお嬢さんとお母さんに声をかけたら工房を見学してくださった。10時からは先日つきあいができたリバティー・インターナショナルスクールの発表会に出かけました。その一
その2
その3
  

2015年07月21日

フィリピンと日本

ボランティア-としてフィリピンに3年半生活したつながりで、ステンドグラス工房のテーマのひとつはフィリピン関係です。いまは死語になっていますが、ナイロンが出回るまでは耐水性に優れたマニラ麻のロープで巨大な舟が舫られていました。マニラ麻は、じつはアバカというバナナの類縁植物の繊維で、日本人の移民が戦前にミンダナオ島を中心にプランテーションを開拓し作ったものです。アバカを使った製品開発も工房のテーマのひとつです。戦前、日本人の移民は現地に総合病院や職業訓練学校を作りフィリピン社会アバカ(マニラ麻)
写真集など
展示全景
に貢献したそうですが、日本軍の蛮行のあおりで移民の方々は言葉にならない辛苦を味あわれたそうです。その歴史を示す書籍も展示しました。